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中国輸入の衣類に必要な品質表示とは?家庭用品品質表示法のタグの項目と付け方

検品・品質管理 公開日 更新日 青山代行 編集部
中国輸入の衣類に必要な品質表示とは?家庭用品品質表示法のタグの項目と付け方

中国から輸入した衣類を日本で販売するときは、家庭用品品質表示法にもとづき、繊維の組成(素材と混用率)や洗濯などの取扱い方法、表示した者の名前と連絡先をタグなどで表示する必要があります。中国の工場で作られた衣類には、日本向けの表示が付いていないことが多いため、輸入前に準備しておくことが大切です。この記事では、消費者庁の説明をもとに、表示が必要な項目とタグの準備の流れを説明します。

この記事のポイント

  • 衣類などの繊維製品は、家庭用品品質表示法で品質の表示が必要な家庭用品に指定されています。
  • 主な表示項目は、繊維の組成、家庭洗濯等の取扱方法、表示者名と住所または電話番号です。
  • 表示するのは製造業者・販売業者などで、輸入して販売する事業者も表示の準備が必要です。
商品を検品して袋に詰めるスタッフ
中国の倉庫で、出荷前の商品を1点ずつ確認して袋詰めしています。

家庭用品品質表示法とは?

家庭用品品質表示法は、消費者が買うときに品質を見分けにくい家庭用品について、表示する項目や表示の方法を定めた法律です。消費者庁は、品質表示を適正でわかりやすいものにして、消費者の利益を守ることを目的としていると説明しています。

対象は、繊維製品、合成樹脂加工品、電気機械器具、雑貨工業品の4つの分野のうち、指定された品目です。表示をするのは、製造業者、販売業者、またはこれらから委託を受けた表示業者です。

分野 中国輸入で扱われやすい例
繊維製品 シャツ、セーター、上衣、靴下、手袋、布団、カーテンなど
合成樹脂加工品 指定された樹脂製の家庭用品
電気機械器具 指定された家庭用の電気製品
雑貨工業品 指定された雑貨(革や合成皮革の部位の表示など)

※対象になる品目は、法律の施行令や規程で細かく指定されています。最終的には消費者庁の案内で確認してください。

衣類に必要な表示は3つ

衣類(繊維製品)に必要な表示は、繊維の組成、家庭洗濯等の取扱方法、表示者名等の3つが基本です。消費者庁の繊維製品品質表示規程の説明(上衣の例)をもとにまとめると、次のとおりです。

表示項目 内容
繊維の組成 使われている繊維すべての名称を、混用率(%)を付けて表示する。名称は決められた用語を使う。部位ごとに分けて表示することもできる
家庭洗濯等の取扱方法 洗濯、漂白、乾燥、アイロン仕上げ、商業クリーニングについて、取扱表示(記号)で示す
表示者名等 表示した者の氏名または名称と、住所または電話番号を付ける

裏地がある場合は表生地と裏生地、詰め物がある場合は表生地・裏生地・詰め物をそれぞれ表示します。革や合成皮革を使った部分がある場合は、その部位と材料の種類も示します。品目によっては、はっ水性の表示が必要なものもあります。

取扱表示は、JIS L0001の規定に準じて、試験の結果や技術的な情報などをもとに適切な記号を選ぶとされています。中国の工場が付けた表示をそのまま使うのではなく、日本の記号で表示しましょう。

表示しないとどうなる?

表示がない場合や、決められたとおりに表示していない場合は、行政から指示を受けることがあります。消費者庁の説明では、違反時の措置は次の順に定められています。

  1. 指示:正しく表示するよう、事業者に指示します。
  2. 公表:指示に従わない場合は、事業者名と違反の事実を公表できます。
  3. 表示命令:それでも改善されず、消費者に大きな不利益が出るおそれがある場合は、正しい表示を命じたり(適正表示命令)、表示のない商品の販売を禁じたり(強制表示命令)できます。

ネットショップやモールで販売する場合も、商品そのものに正しい表示がないと、お客様からの問い合わせや返品の原因になります。輸入の段階で表示をそろえておくと安心です。

中国で仕入れる衣類のタグを準備する流れ

タグは、日本に届いてから付けるより、中国の工場や倉庫で付けてから送るほうが手間を減らせます。準備の流れは次のとおりです。

  1. 対象の品目か確認する:販売する商品が、表示が必要な繊維製品にあたるかを確認します。
  2. 組成を確認する:販売店や工場に、使っている繊維と混用率を確認します。
  3. 取扱表示を決める:洗濯やアイロンの扱いを、試験結果や技術情報をもとに決めます。
  4. 表示者名と連絡先を決める:自社の名称と、住所または電話番号を入れます。
  5. タグのデータを作る:組成・取扱表示・表示者名等を入れたタグのデータを作ります。
  6. 中国で取り付けて出荷する:タグを取り付け、必要に応じて検針もしてから日本へ送ります。
組成は確認してから表示しましょう

販売ページや工場の説明と、実際の素材が違うことがあります。表示に責任を持つのは表示した事業者です。大きなロットで仕入れる前に、サンプルで素材を確認しておくと安心です。

中国輸入の衣類で起きやすい表示の間違い

中国から仕入れた衣類では、中国向けの表示がそのまま付いていることがよくあります。消費者庁の説明に照らすと、次のような点に注意が必要です。

よくある状態 確認したいこと
中国語や英語の表示だけが付いている 繊維の名称は、決められた日本語の用語で表示する
素材名だけで混用率がない 使われている繊維すべてに、混用率(%)を付ける
裏地や詰め物の表示がない 表生地・裏生地・詰め物を分けて表示する
洗濯の記号が日本のものと違う JIS L0001に準じた取扱表示を選ぶ
表示した者の名前や連絡先がない 氏名または名称と、住所または電話番号を付ける

中国の表示を外して日本向けのタグに付け替えるか、日本向けのタグを追加するかは、商品や販売先によって変わります。タグの仕様は、注文の前に決めておくと、工場や倉庫での作業がスムーズです。

青山代行でできるタグ付け・検針

青山代行では、中国の倉庫で、商品タグや洗濯表示の取り付けを行っています。タグのデータは、PDFまたはAdobe Illustrator(.ai)形式でお送りください。サイズや素材、縫い付け方法は商品によって変わります。

オプション 内容 料金
オリジナルネームの取り付け・取り外し 織りネームなどの取り付け・取り外し 1商品 150円〜
オリジナルネームの作成 ネームの製作 10,000円〜
衣類などの検針 検針機に通して金属の混入を確認 1商品 30円〜

ご希望があれば、検針済みの証明タグや検針記録の添付にも対応します(事前にお知らせください)。くわしくは検品・梱包・OEMのページをご覧ください。原産国の表示については「中国輸入の原産地表示とは?」、検品の選び方は「中国輸入の検品とは?」で説明しています。

よくある質問

中国から輸入した衣類に品質表示は必要ですか?

衣類などの繊維製品は、家庭用品品質表示法で品質の表示が必要な家庭用品に指定されています。繊維の組成、家庭洗濯等の取扱方法、表示者名と住所または電話番号を表示します。

誰が品質表示をするのですか?

製造業者、販売業者、またはこれらから委託を受けた表示業者が表示します。表示には、表示した者の氏名または名称と、住所または電話番号を付けます。

タグは中国で付けてもらえますか?

青山代行では、中国の倉庫で商品タグや洗濯表示の取り付けを行っています。タグのデータはPDFまたはAdobe Illustrator(.ai)形式でお送りください。織りネームの取り付けは1商品150円からです。

まとめ

中国から輸入した衣類を日本で販売するときは、繊維の組成、家庭洗濯等の取扱方法、表示者名と連絡先を表示する必要があります。組成を確認してからタグのデータを作り、中国で取り付けてから送ると、日本での作業を減らせます。タグ付けや検針のご相談は、無料見積もりまたはLINEからどうぞ。

参考にした情報

消費者庁「家庭用品品質表示法の概要」 https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/outline/outline_02.html
消費者庁「繊維製品品質表示規程」 https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/law/law_04.html
消費者庁「繊維製品品質表示規程の解説(上衣)」 https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/guide/fiber/fiber_03.html
青山代行「検品・梱包・OEM」 https://aoyamadk.com/jianpinhunbaoyemao/

中国からの仕入れ・Amazon納品のご相談は、青山代行へお気軽にどうぞ。

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この記事を書いた人:青山代行 編集部中国・青島で輸入代行、検品・梱包、Amazon FBA直納、倉庫保管を行う青山代行のスタッフが、現場の経験をもとに執筆しています。料金や制度は記事公開時点の情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。

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