中国のOEMでロゴを入れる方法は、主に「印刷」「刻印」「刺繍」「タグ・ネーム」「パッケージやシール」の5つに分かれます。どれが合うかは、商品の素材と形、ロゴの色数によって決まります。この記事では、加工の種類ごとの特徴と、工場に依頼するときに伝えること、失敗しないための進め方をまとめます。
- ロゴ入れの方法は、商品の素材・形・ロゴの色数で選びます。
- 依頼するときは、ロゴのデータ・位置・サイズ・色を具体的に伝えます。
- 量産の前にサンプルで仕上がりを確認するのが基本です。

ロゴ入れの方法は大きく5種類
ロゴ入れは、商品本体に直接入れる方法と、タグやパッケージで表示する方法に分かれます。素材によって使える方法が違うため、まず商品の素材と形を確認します。
| 方法 | 向いている素材・商品 | 特徴 |
|---|---|---|
| 印刷(シルク印刷・パッド印刷など) | プラスチック、金属、ガラス、布など | 色を付けられる。平らな面はシルク印刷、小さい面や曲面はパッド印刷が使われることが多い |
| 刻印(レーザー刻印など) | 金属、木、一部の樹脂 | 表面を削って入れるため、こすれて消えにくい。色は基本的に付かない |
| 刺繍 | 衣類、帽子、バッグなどの布製品 | 立体感と高級感が出る。細かい文字は表現しにくい |
| タグ・ネーム | 衣類、布製品 | 織りネームやタグを縫い付ける。商品本体を加工しない |
| パッケージ・シール | 本体に加工しにくい商品全般 | 箱や袋、シールでブランドを表示する。小ロットでも始めやすい |
どの方法でも、工場によって対応できる加工や条件が違います。最低ロット(MOQ)や費用も方法ごとに変わるため、見積もりの段階で確認しましょう。最低ロットの考え方は 1688の最低ロット(MOQ)とは を参考にしてください。
素材と形から方法を選ぶ
方法を選ぶときは、「ロゴを入れたい面の素材」「面が平らか曲がっているか」「ロゴの色数」の3つで考えます。迷ったときは次の目安が使えます。
- 色をはっきり出したい → 印刷
- 長く使っても消えにくくしたい(金属・木) → 刻印
- 布製品で高級感を出したい → 刺繍
- 本体を加工せずにブランドを付けたい → タグ・ネーム、パッケージ・シール
本体へのロゴ入れは、加工の準備や最低ロットの条件があることが多いです。最初はパッケージやシールでブランドを付け、売れ行きを見てから本体へのロゴ入れに進む方法もあります。パッケージの変え方は 中国で仕入れた商品のパッケージ変更 で説明しています。
工場に依頼するときに伝えること
ロゴ入れの依頼では、仕上がりのイメージを数字とデータで伝えることが大切です。言葉だけで伝えると、位置や色が思ったものと違う仕上がりになりやすくなります。
| 伝えること | 内容の例 |
|---|---|
| ロゴのデータ | Illustrator(.ai)やPDFなど、拡大しても粗くならない形式 |
| 位置 | 商品のどの面の、どこに入れるか(写真に印を付けると伝わりやすい) |
| サイズ | ロゴの縦横の寸法 |
| 色 | 色見本や色番号で指定する |
| 方法 | 印刷・刻印・刺繍など、希望する加工 |
| 数量・納期 | ロゴ入れをする数と、いつまでに必要か |
見積もりの依頼で伝えることは 中国OEMの見積もり依頼で伝えること にもまとめています。
失敗しないための進め方
ロゴ入れで多い失敗は、量産してから「位置がずれていた」「色が違った」と気づくことです。量産の前に、サンプルで仕上がりを確かめましょう。
- ロゴのデータと仕様を用意する:位置・サイズ・色を決めます。
- 見積もりを取る:方法ごとの費用と最低ロット、納期を確認します。
- サンプルで確認する:実物で位置・色・にじみ・はがれやすさを確かめます。
- 量産する:サンプルと同じ仕様で生産します。
- 検品する:ロゴの位置・色・かすれを含めて確認します。
検品で何を見るかを工場や代行会社と共有するには、検品基準書 を作っておくと便利です。サンプルの取り寄せ方は 中国輸入のサンプル をご覧ください。
他社のブランド名やロゴ、キャラクターを無断で入れた商品は、商標権などの侵害になり、輸入できません。青山代行でもコピー品・非正規品の製作や購入はお受けできません。詳しくは 中国輸入で商標権侵害になる商品 をご覧ください。
ロゴ入れの前に決めておきたいこと
ロゴ入れを始める前に、ブランド名とロゴそのものを固めておくと、作り直しのむだを防げます。特に、日本で販売する名前が他社の商標と重ならないかは、発注の前に確認しておきたい点です。
- ブランド名・ロゴが決まっているか(変更すると版やネームの作り直しになることがあります)
- 日本で販売するときに使う名前が、他社の登録商標と重ならないか
- ロゴを入れる商品と、入れない商品の線引き
- 本体・タグ・パッケージのどこでブランドを見せるか
本体・タグ・パッケージのどこにロゴを入れるかで、費用と準備の手間が変わります。売れ行きを見ながら段階的に増やすのも一つの方法です。
青山代行でできること
青山代行では、工場探しから試作・量産・品質管理・納品まで、OEM・ODMのご相談を無料で受け付けています(検品・梱包・OEM)。衣類などの織りネームは、作成が10,000円〜、取り付け・取り外しが1商品150円〜です。
| 内容 | 料金 |
|---|---|
| OEM・ODM代行 | 相談無料 |
| オリジナルネームの作成 | 10,000円〜 |
| オリジナルネームの取り付け・取り外し | 1商品 150円〜 |
| 梱包業務代行(パッケージ加工など) | 相談無料 |
OEMとODMの違いは OEMとODMの違い、小ロットでの進め方は 中国OEMの小ロット で説明しています。
よくある質問
中国OEMのロゴ入れにはどんな方法がありますか?
主に、印刷(シルク印刷・パッド印刷など)、刻印(レーザー刻印など)、刺繍、タグ・ネーム、パッケージ・シールの5つです。商品の素材・形・ロゴの色数で選びます。
ロゴ入れを頼むときに何を用意すればよいですか?
拡大しても粗くならない形式のロゴデータ(Illustratorのファイルなど)と、入れる位置・サイズ・色・方法・数量・納期を用意します。
量産の前に仕上がりを確認できますか?
量産の前にサンプルを作り、位置・色・にじみなどを確認してから量産に進むのが基本です。
まとめ
- ロゴ入れは、印刷・刻印・刺繍・タグ・パッケージの5種類から、素材と形で選びます。
- 依頼はデータと数字(位置・サイズ・色)で伝えましょう。
- 量産前にサンプルで確認し、検品までの基準をそろえておくと失敗を防げます。
ロゴ入れやOEMのご相談は、お問い合わせからどうぞ。

