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中国OEMを小ロットで始めるには?ロゴ入れ・パッケージ変更から始める手順と注意点

OEM・ODM 公開日 更新日 青山代行 編集部
中国OEMを小ロットで始めるには?ロゴ入れ・パッケージ変更から始める手順と注意点

中国OEMを小ロットで始めるなら、新しい商品を一から作るのではなく、既にある商品にロゴを入れたり、パッケージを変えたりするところから始めるのが現実的です。金型や新しい設計が要らないため、少ない数量・少ない費用で自社ブランドの商品を作れます。この記事では、OEMとODMの違い、小ロットで始める手順、ロゴ入れの方法、事前に確認すべき注意点を説明します。

この記事のポイント

  • 小ロットOEMは「既存の商品+ロゴ・パッケージ変更」から始めるのが現実的です。
  • 最小ロットは工場と加工の内容で変わるため、見積もりの段階で必ず確認します。
  • ブランド名を使うなら、日本だけでなく中国での商標出願も早めに検討します。
自動包装・ラベル貼りの機械
ラベル貼りや包装は機械で行い、仕上がりをそろえます。

OEMとODMの違い

OEMは既にある製品に自社のブランド名やパッケージを付けて販売する方法で、ODMは商品の企画・デザインから製造までをまとめて任せる方法です。小ロットで始めやすいのはOEMです。

項目 OEM(受託製造) ODM(企画製造)
内容 既存の製品に、ブランド名やオリジナルのパッケージを加える 商品の企画から、デザイン・製造までをまとめて行う
始めやすさ 既存の製品を使うので始めやすい 設計や試作が必要になり、準備に時間がかかる
向いている人 まずは自社ブランドの商品を少量で試したい 他にない商品を作って差別化したい

小ロットOEMでできること

小ロットで取り組みやすいのは、商品そのものは変えずに「見た目」と「表示」を自社のものにする加工です。青山代行で対応している主な内容は次のとおりです。

加工 内容 料金
オリジナルネームの作成 織りネームなどの製作 10,000円〜
オリジナルネームの取り付け・取り外し 衣類などへのネームの付け替え 1商品 150円〜
パッケージ変更 既存商品のパッケージ変更・入れ替え、OPP袋の交換・サイズ変更 相談無料(お見積もり)
シール・ラベル貼り 商品やパッケージへのシール・ラベル貼り 相談無料(お見積もり)
オリジナル箱 オリジナルパッケージの企画・制作、オリジナル箱での梱包 相談無料(お見積もり)

商品本体へのロゴの印刷や刻印は、工場の設備と加工方法によって、できる・できないや最小ロットが変わります。希望する加工が決まったら、見積もりの段階で確認します。

小ロットOEMを始める手順

小ロットOEMは、売れている既存の商品を選び、加工の内容を絞って、サンプルで確認してから量産する流れで進めます。

  1. ベースにする商品を選ぶ:1688やタオバオで、すでに販売されている商品から選びます。仕入れ先の選び方は「1688とタオバオの違いは?」で説明しています。
  2. 加工の内容を決める:ロゴの入れ方(ネーム・シール・印刷など)とパッケージを決めます。最初は加工を少なくすると、ロットも費用も抑えやすくなります。
  3. 見積もりを取る:最小ロット、単価、加工費、納期を確認します。
  4. サンプルで確認する:ロゴの位置・色・仕上がりを実物で確かめます。
  5. 量産・検品する:量産品を検品し、日本へ発送します。Amazonで販売する場合は、中国からAmazon倉庫へ直接納品する方法もあります。
最小ロットは「加工ごと」に決まる

OEMの最小ロットは、工場が決めている発注数と、加工ごとに必要な数(ネームやシール、箱の製作など)の両方で決まります。商品本体は少量で買えても、オリジナル箱だけまとまった数が必要になることがあります。見積もりでは、加工ごとの最小数を分けて確認しましょう。

小ロットOEMの費用の考え方

小ロットOEMの1個あたりの費用は「商品代+加工費+最初にかかる費用÷作る数」で考えます。ネームの作成費のように、作る数に関係なく最初にかかる費用は、数が少ないほど1個あたりの負担が大きくなります。

費用 例 1個あたりへの影響
最初に1回かかる費用 オリジナルネームの作成(10,000円〜)など 作る数が少ないほど大きくなる
1個ごとにかかる費用 商品代、ネームの取り付け(150円〜)、ラベル貼りなど 数に関係なくほぼ一定
仕入れ代行の費用 代行手数料(商品代金の5%)、中国国内送料、国際送料 まとめて送るほど送料の単価は下がりやすい

商品代と国際送料を含めた合計の目安は、費用シミュレーターで計算できます。加工費は内容によって変わるため、見積もりでご確認ください。

始める前に確認したい注意点

小ロットOEMで特に気をつけたいのは、ブランド名の権利と、日本で売るための表示・法律です。

ブランド名は商標出願を早めに検討する

自社のブランド名で販売するなら、商標の出願を検討しましょう。ジェトロ(日本貿易振興機構)は、中国は先に出願された商標を優先して登録する「先願主義」であること、外国で商標登録を受けるにはその国で出願手続きが必要であることを説明し、中国ビジネスを考えている場合は中国での早期の出願が極めて重要だとしています。中国の工場で作る商品は、日本での登録とあわせて中国での出願も検討してください。

他社のブランドやロゴは使えない

他社のブランド名やロゴを入れた商品は、コピー品・模倣品にあたります。青山代行では、非正規品・コピー品を含む、日本政府が輸入を禁止している商品はお取り扱いできません。

商品によっては日本向けの表示や手続きが必要

衣類などは家庭用品品質表示法にもとづく品質表示が必要な場合があり、電気製品は電気用品安全法の対象かどうかの確認が必要です。検品やタグ付けについては「中国輸入の検品とは?」、電気製品は「中国輸入の電気製品にPSEマークは必要?」をご覧ください。

サンプルと量産品を見比べる

サンプルで確認した仕上がりと、量産品の仕上がりが同じとは限りません。ロゴの位置・色・大きさ、パッケージの印刷などは、サンプルを手元に残しておき、量産品の検品のときに見比べられるようにしておきましょう。違いがあった場合は、日本へ送る前に工場へ修正を依頼できます。最初の量産で問題がなければ、2回目以降は同じ条件で発注するだけで済みます。

よくある質問

OEMとODMはどちらが小ロットで始めやすいですか?

OEMです。既にある製品にブランド名やパッケージを加える方法なので、設計や試作から行うODMより、準備の時間と費用を抑えやすくなります。

小ロットOEMの最小ロットは何個からですか?

工場と加工の内容によって変わります。商品本体の発注数と、ネーム・シール・箱など加工ごとの必要数の両方で決まるため、見積もりの段階で加工ごとに確認してください。

中国で作る商品のブランド名は、日本で商標登録すれば十分ですか?

外国で商標登録を受けるにはその国で出願手続きが必要で、中国は先願主義です。ジェトロは中国ビジネスを考えている場合、中国での早期の出願が極めて重要だとしています。

まとめ

中国OEMを小ロットで始めるなら、既存の商品にロゴを入れる、パッケージを変えるといった加工から始めると、少ない数量と費用で自社ブランドの商品を作れます。最小ロットは加工ごとに決まるため、見積もりで細かく確認し、サンプルで仕上がりを確かめてから量産しましょう。青山代行では、工場選びから試作・量産・品質管理・納品までまとめてサポートしています(ご相談は無料)。詳しくは検品・梱包・OEMのページをご覧いただくか、無料見積もりまたはLINEからご相談ください。

参考にした情報

青山代行「検品・梱包・OEM」 https://aoyamadk.com/jianpinhunbaoyemao/
青山代行「ご利用の流れ・利用規約」 https://aoyamadk.com/use/
ジェトロ「その『商標』は、大丈夫ですか?(中国における商標の冒認出願)」 https://www.jetro.go.jp/ext_images/theme/ip/basic/pamphlet/pdf/usurpation.pdf

中国からの仕入れ・Amazon納品のご相談は、青山代行へお気軽にどうぞ。

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この記事を書いた人:青山代行 編集部中国・青島で輸入代行、検品・梱包、Amazon FBA直納、倉庫保管を行う青山代行のスタッフが、現場の経験をもとに執筆しています。料金や制度は記事公開時点の情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。

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